犬憎さんの旅打ち日記 〜沖縄編〜

9月某日 2日目

昨日同様嵐の中、犬憎はR58号を北上していた。
途中基地に入るゲートに車が長蛇の列をなしていた。
例の事件の余波で警備の厳しくなったからなのでしょう。
今日の目的地は沖スロの聖地「KOZA−GAME」!   店舗外観1   店舗外観2
さて、どんな出会いが待っているやら。

R330号とR329号の角にその店はあった。
う〜む、渋い。これをスロ屋とは誰が気がつくでしょう。
さすがにちょっと入るのをためらいますねぇ。
意を決し重たいドアを押す。

ほの暗い店内にずらっと並んだ
アップライト筐体「トロピカーナ7S」が!!  
                    パネルアップ  上部パネルアップ
その奥には・・・オジィが1人TVを見てます・・・(汗)

オジィ「・・・」
犬憎 「えーっと・・・あ、雑誌を見てきたんですけど・・・」
オジィ「ああ、どこから来たの?」
犬憎 「埼玉です。」
オジィ「遠いところから、わざわざありがとう。」
犬憎 「あの〜、写真とっても良いですか?」
オジィ「いいよ〜、ゆっくりしていきなさい。」(笑顔)

本当はオジィが沖縄弁だったかもしれないのですが会話としてはこんな感じでした。
腰の低〜い、気さくな方です。

撮影もそこそこに早速「遅れ」を堪能することに。
サンドは当然なし。オジィに2k渡しコインを貸してもらいます。
コインを投入、レバーを叩く!・・・ってレバーがない?
そうですねアップライト筐体でしたね。右脇にあるでっかいレバーを下ろす!
「ぴゅる〜る〜♪」
おお、いい!
This is slotmachine!!

って感じ。(どんな感じ??)
この台は犬憎少年が鼻水を垂らしていた頃からリールを回し続けていることを思うと
ヒジョーに感慨深いです。
数々のスロキチがこのレバーを下ろし、一喜一憂したことでしょう。(涙)
などと感激の中擦っていると。横からそっと瓶コーラが・・・
振り返るとオジィが満面の笑みで「まあ、飲んでよ。」
犬憎「ありがとうございまっす!」(感謝)

そんなこんなで10k終了。

うううぅ〜む。遅れない。
2kずつ貸りているため何度もオジィの所へ往復。
さらに貸りようと2漱石をわたすと、明らかに2k分より多くコイン差し出す。
犬憎 「え、良いんですか?」
オジィ「いや〜。もうすぐ来ると思うよ〜。」(笑顔)
犬憎 「ありがとうございまっす!」(感激)
コインを下皿に突っ込み、オジィのやさしさを心に刻みながら擦る犬憎君。
そしてついにその瞬間は訪れた・・・

レバーガッコン

トロピ「・・・・・ぴゅる〜る〜♪」

犬憎 「うわわわわわぁ!!!」
わたくし犬憎、人生でこんなに大声を出したのは生涯3回目です。
1回目は小学校の時、音楽の時間先生に怒られて1人で歌わされたとき。
2回目は兄貴と喧嘩してひざ蹴りを喰らって泣き叫んだとき。
とにかく凄んごい衝撃です。

犬憎 「入った!!入った!!入った!!

オジィ「入ったかい?」(笑顔)
犬憎 「入った!!入った!!遅れた!!
犬憎君かなり興奮してます。初体験の高校生じゃないんだから、まったく恥ずかしい。
結局、7を狙うも揃わず。BABY〜。
出玉はあっさり飲まれ終了となりました。

しかし、あの「遅れ」をしっかり受け止めたので充実感でいっぱいです。
スロットはこんな「アツイ」瞬間を味わいたくって
打っているんだなぁと実感しました。
オジィにお礼を言い帰ろうとすると、照れながらも記念撮影をしてくれました。

最高です、沖縄!みんなが絶賛するだけのことはあります。
まず、人が優しい。思いやりがある。車の運転からしてそう思います。
スピード出してバンバン追い越し運転してるのなんて「わナンバー」くらいです。
パチ屋も同様、目押しサービス、パンク補償、フォロー台。
犬憎が「レキオ」で真っ暗になって呼び出しボタンを探していたら、
隣のオバァ(推定70歳?)が呼び出しボタンを押してくれました。(感謝)
特に驚いたのは、コインが1枚落て隣の強面兄ちゃんの足下に転がっていったとき
何と兄ちゃんが拾って渡してくれたんです!!それもさも当然のように。
しかも、それがその店だけでなく違う店でもあったんです。
年輩の人を尊敬し生きている土地だからこそなんでしょうかね。
凄いよ。沖縄!ビバ沖縄!!

KOZA−GAMEを去るとき、犬憎君は
マギーは今度訪れるときの
     楽しみにしておきます。」
(笑顔)
と、言ったとか言わないとか。


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